レトロゲームDJ(@麦酒夜宴)概要編
麦酒夜宴では出番の後に、DJで用いたネタについて、会場の皆さんからお声掛けをいただき、色々とお話することができました。
既に1カ月以上経過していますが、まだまだ語り足りないこともあるので、皆さんの記憶に呼びかけられればと思い、振り返らせていただきます。
まずは概要編から。
追記:セットリストはこちら
日時:2018年10月13日(土)
イベント:ビールが主役のゆるふわ系ラウンジイベント麦酒夜宴
演題「ハードコアパワーポイント」
今回のDJでは、過去に私が使用していたフォーマットを2つ組み合わせました。
- ハードコアパワーポイントライブ(やわらかハードコアin大阪にて)
- ハードコアフリップ芸DJ(CLUB-Dにて)
1.は、2016年12月に大阪への単身遠征が決まったときに、ソロでの破壊力不足を補うべく編み出した形式です。
2.は、不定期でオファーを頂いているDJイベントにおいて、自分は大好きだがお客さんは誰一人知らないであろう曲たちを紹介すべくひねり出しました。
DJとパワーポイント
なぜ、ライブやDJにパワーポイントやフリップ芸を組み合わせるのかというと、理由はこんな感じです。
- 演者側は、話の進め方にバリエーションを出すことができ、進行がしやすくなる。特に演者が一人しかいない場合、パワーポイントと演者で掛け合いを生み出すことができる。
- 観客は、演者の動きや声、楽曲以外の情報(文字や絵)をパワーポイントやフリップから得ることができ、退屈に陥りにくくなる。
1.については、堕武者のライブでは、メンバーごとにキャラクターを割り当てて、いわゆる当て書きで台本を書いているので、その手法を一人で出来ることが大きいです。
2.に関して、これは自分がクラブイベントやライブイベントへ行って、お目当て以外の演者のステージを観ると感じることなのですが「知らないDJが知らない曲を掛けている」という状況において、曲の周辺情報を得られることは、集中して曲を楽しむためにとてもありがたいことだと思うのです。いま掛けているCDやレコードのジャケットをブースの前に立てかけてくれるDJがいますが、あれはとても助かります。
もっともこれは、頭でっかちな音楽の楽しみ方なのかもしれませんが…
ともあれ、こういう理由で、私はDJをするときには、なるべく楽曲の紹介を文字で行うようにしています。ときに贔屓の引き倒し、妄信に見えるかもしれませんが…
なお、ライブステージでパワーポイントを使う、という手法は私のオリジナルではありません。私は、プロレス団体「DDT」に所属する「スーパー・ササダンゴ・マシン」選手が、煽りVならぬ煽りパワーポイントを作成し、ベルト挑戦への意気込みをプレゼンテーションするというシーンに衝撃を受けて、ライブやDJへ応用したいと考えました。
「着座にて失礼いたします」が本当にツボです。
セットリストと感想を簡単に記していくつもりが、前段がとても長くなってしまったので、続きは次の投稿で書くことにします。
追記:当日撮影した動画のうち、差しさわりが(まだそれほどは)無さそうな部分を一部アップしました。