レトロゲームDJ(@麦酒夜宴)アンケート紹介&回答編
今回はパワーポイント芸ということで、紙のアンケートではなく、上演の最後にQRコードを大写しにして、スマホで読み取り回答してもらう、という画期的なシステムを考えたのですが、Googleフォームの設定を間違えて、アクセスを承認制にしてしまうという痛恨のミス。誰でもアクセスできるようにしてTwitterにURLを掲載しなおしたのは終演から3時間以上経過した後だったにもかかわらず、多数のご回答をいただき、ありがとうございました。
4回目以上の方が8割以上。麦酒夜宴が、長く愛されているイベントであることがわかります。
このイベント自体初めてという方に、堕武者テイストの芸はどう映ったでしょうか…
こちらの結果でも、4回以上ご覧いただいている方が約半数に。麦酒夜宴以外、例えばM3の舞台もご覧いただいているということでしょうか。ありがとうございます。
いつもの方も初めましての方も、お客様としての大切さに変わりなし、というのはステージに上がる者として当然の姿勢ですが、やはり初見の方の反応は気になるところです。
良く考えたら、Twitter上でリンクを貼っているので、Twitterの回答が多くなるのは当然ですね。次に多いのがリアル繋がりの口コミでしょうか。最近は同人活動の告知でLINEやLINE@を使う例も珍しくはないと思いますが、今回は回答なしでした。
ともあれ、オンライン・オフラインを問わず、色々な集客ツールを使うことが必要だと思われるので、このブログも始めた次第です。
ポジティブな回答が100%!ありがとうございます。恐れ入ります。
ネタを知っている方とは朝まで話をしたいし、ネタを知らない方にも、やはり朝まで、私が偏愛するゲームの魅力を語りたいです。
100%!やる前は不安で一杯だったので安堵の気持ちなのと、やはり背筋が伸びる思いです。
グラフの表示が一部見えなくなっていますが、最多となる10票を獲得したのが「夢幻戦士ヴァリス」のステージ1、その下の8票が「ヴァリスⅣ」のプロローグ~タイトル画面です。
1位 夢幻戦士ヴァリスのステージ1
ヴァリスを知っている方にはもちろん、ゲームを未プレイの方にも、あの哀愁を帯びたメロディは心に響いたということでしょうか。
ところで、今年5月の「ゲームレジェンド」における「ゲー音部」恒例のライブでは、観客のリクエストに応えて、ピアニカで見事に夢幻戦士ヴァリス1面のテーマを弾ききった方がいて感動しました。音源があればぜひ聴きたいので、演者の方について詳細をご存じの方はぜひご一報を。
冒頭の警告音ネタがウケたのは、演者として非常に心強いものがありました。前回の記事にも書きましたが、やっぱり怖いですよねこのボイス。
人力デジタル紙芝居式PVの手法は、これからも使いたいと思います。
3位 ヴァリスⅣオープニング&タイトル画面
CD-ROMの大容量とCD-DA再生のBGMを活かした豪華なオープニングと、運命へ立ち向かう姿を予感させる壮大かつロックなオープニング。初めて聴いた時の衝撃は未だに忘れられません。この2つを聴いてもらえて本当に良かったです。
4位 ヴァリスⅣステージ6
ヴァリスⅣは本当に捨て曲がなくて、タイトル画面以外のもう1曲を何にするか本当に悩んだのですが、不思議なアレンジのステージ6を選択しました。紹介にあたり改めて聴きなおして、細部まで工夫が凝らされていることに気付き(スネアの音変化とか)、あらためて作者の方への尊敬の念を深めました。スタッフロールを見ても、誰がどの曲を担当したかまでは書いていないのですが、日本テレネットの名作SLG「レディファントム」でも音楽を担当した村上慎吾氏かも?と思っています。
自由記述 作者みずからの裏話
私が一番興奮しましたね。大好きな曲を、作った方の目の前で大勢の方に紹介できて、しかもご本人から当時の貴重なお話を伺える。これほどDJ冥利に尽きることがあるでしょうか。本当に、感謝の一言です。
(楽屋でサインをいただきました。ありがとうございます。ゲームセンターで「この曲いいなあ」と思ってから20数年越しです)
細井さんもおっしゃっていましたが、私が掛けた音源はアーケード版ではなく、ネオジオCD移植版でした。ファイナルロマンスの曲を聴きたいけど基盤は手に入らない…という状況で、ネオジオCDがCDロムロムと同じようにCDプレイヤーで聴ける可能性に賭けて、本体を持っていないのに購入したソフトです。結果は見事に再生でき、ホッとしました。
ネオジオCDのBGMはCD-DA再生なので基盤のような制約はないのですが、原曲に忠実なアレンジが特徴です。しかし音色やフレーズなどに違いがあるので、ゲームのPC版か、原作のCD音源を販売してほしいですね。例えば布川ミクの対局中BGMでは、Aメロ2小節目の最後にある「ポピポピ」というSEが好きなのですが、ネオジオCD版には入っていないんですよ。
自由記述に多数のご回答ありがとうございます。こちらも萌え語りをさせていただきましょう。
ロックマンシリーズ
ロックマンは堕武者メンバー、特にサウンドクリエイト研究会出身メンバーは全員大好きでですね。ボーカルKIMの結婚式の二次会で酔っ払い、アカペラでロックマン1~6までのイントロクイズを延々繰り返したのは懐かしい思い出です。
Agai個人ではウッドマン・クイックマンが特に好きですね。
ちなみにサウンドクリエイト研究会の先輩、Dさんの地元では、スネークマンのAメロに合わせて「織田無道が走る 織田無道が光放ち」という替え歌が流行っていたそうです。確かにピッタリ合う!
ギャラクシアン3
ギャラクシアン3というのは、普通のレバーとボタンのゲームではなくて、テーマパーク等に設置されていた、総勢28人で遊べる3Dシューティングゲームです。
私は、かつて二子多摩川にあったアミューズメントパーク「ナムコ ワンダーエッグ」で中学生の頃ずいぶん遊びました。超巨大スクリーン、臨場感のある爆発音と音声、多人数で戦う高揚感の虜になりましたが、ラスボスは結局倒せなかったなあ…
麦酒夜宴のフロアで、このゲームについて来場者の方とお話する機会があったのですが、熟練者の間ではネットワークが形成されており、情報交換が活発に行われていて、ごく少人数でもクリアできたとか。インターネットが無い時代に、すごい情熱です。
なんと今でも、有志の方の手により遊べるらしいのですが、基盤の一部に不調が生じているとのこと(UGSF-WEST)。無事をお祈りします。
キャラバン系の曲
私もソルジャーブレイド大好きです!
特に、戦車が沢山出てきて重い感じ、低空を進むステージ3から、一気に解放感がある空中面のステージ4に繋がるのが最高にカッコいいんですよね。ソルジャーブレイド全曲をギターアレンジされている同人CDがあって(SWORD OF JUSTICEさん作)これがまた原曲の良さを引き出していて素晴らしいんですよ。
同じくキャラバン系のスーパースターソルジャー、ファイナルソルジャーも小学生の頃ひたすらプレイしていましたね。
スーパースターソルジャーは、6面のBGMがリコーダーで吹きやすいことに気づいてから音楽の時間のたびに練習し、先生に「それ何の曲?」と聞かれてここぞとばかりにマシンガントークを仕掛ける痛い子供でした。
ステージの構成や演出も実にカッコいい!と思っていましたが、その多くが他社のシューティングゲームのオマージュを思わせるものであった、というのは、インターネットが身近になってから知ったことです。それでもカッコいい。
R-TYPE
私も大好きです。無機質な感じがいいですよね。
私が初めてプレイしたのはスーパーファミコン版の1でしたが、ステージ3のお洒落な感じから最後のワンフレーズを繰り返すベースリフまで、ジメジメした質感のステージにピタリと合っていて、さらにステージ冒頭で隕石のように突っ込んでくる敵の「ヒュヒューン」というSEが曲にマッチしていて、小学生ながらに衝撃を受けました。
あとは恐らく外伝的存在ですがR-TYPE LEOの「全ステージ同じBPMでハウスが流れる」というのも、曲は穏やかですがコンセプトは尖っていて好きです。
当時のアイレム作ゲームのBGMといえば「最後の忍道」も好きでして、R-TYPEを和風で表現するとこうなるのかな? と思っていました。
妖怪道中記
乙姫様アアアアアアアアアアアアアアア
露出度ではPCエンジン版一択ですが、ファミコン版もレギュレーションを考えれば随分頑張っていて、しかしナムコのファミコン移植といえば、スプラッターハウスの裏技もなかなか…(何の話だ)
すごいへべれけ
当時、ファミマガの4コマは読んでいましたが、ゲームは実は未プレイなので、今度遊んで曲を聴いてみようと思います。ネットで検索すると評価が一様に高いので楽しみです。
スクーン
ステージ開始時のジングルが凄く長くて、しかもバリエーションが複数あって「おおっ」と思ったのを覚えています。聴きなおしてみます!アイレムの潜水艦といえば「海底大戦争」もBGMやSEが良かったですね。
ボンバーマン
私が一番やり込んだのはPCE版初代ですね。1人用モードではファミコンのメロディを忠実にアレンジしつつ、新たなCメロを加えた良アレンジ、対人戦モードではジングルも含めてとにかく熱い曲でした。当時、小学校のクラスでボンバーマンの対戦が流行ったのですが、スーファミでは4人まで、対してPCEでは5人対戦だぜ!という自慢を一人で(やはりPCEは少数派なので)繰り広げ、連日友達を自宅に呼んで対戦していたのを思い出します。今にして思うと、同時に「ダンジョンエクスプローラー」とか、ほかの5人対戦ゲームもやっておけば良かったなあ…
源平討魔伝
堕武者のキムがとにかく源平大好きで、リハによくTシャツを着てきていました。
世界観をよく表す和風BGMもさることながら、SEがとにかく好きでしたね。
ウォッ!とか、ばぁかぁめえ~~~とか。
当時通っていた塾で、突然「平家の恨みじゃ~~!」と叫びながら友人に襲い掛かる遊びを開発したら、その友人のあだ名が「平家」になってしまったのを思い出します。
PCE版2では、洞窟でのBGMが好きでした。最近は関連グッズが沢山発売されていて、眺めるのも楽しいですね。
ストライダー飛竜
私が初めてこのゲームを知ったのは、FM TOKYOで放送されていたゲームミュージック専門番組「電撃パラダイス」で「スノー イン サバンナ」のアレンジバージョンを聴いたときでした。なんだこのカッコいいイントロは!と思いましたね当時。
ゲームだと、割とすぐ曲が終わってしまうので、カセットテープが擦り切れるまで同じ個所を聴きました。音源どこかで手に入らないかな…
萌え語りで息切れしてしまったので、ご感想へのレスポンスは次回の投稿にさせていただきます。レトロゲームのこの曲が好きだ!という思いがありましたら、ぜひコメントかTwitter(Agai@堕武者グラインド (@ochimusyagrind) | Twitter)でお寄せ下さい。
DJオファーもお待ちしております。