アガイ研ブログ

Agai(堕武者+ultraviolence+)の個人ブログです。主に将棋、音楽、プロレス、レトロゲームについて書きます。将棋界では練習対局のために集まることを「〇〇研」と称することが多いことから、タイトルに名付けました。

【C102新刊から抜粋】震撼!堕武者が「あつまれ!東方 ステーションのテーマ」作曲!

この記事は、C102(2023年夏コミ)で堕武者グラインドが発表した新刊

その後の東方糖尿闘病奇譚~悲喜交々~」の巻頭特集として掲載した記事を抜粋して掲載するものです。

作品は、メロンブックス様(紙版)メロンブックス様(電子版)BOOTH様(データ版)で頒布しておりますので、是非チェックしてみてください。

震撼!堕武者が「あつまれ!東方ステーションのテーマ」作曲!

※あつまれ!東方ステーション事前告知番組のキャプチャ画像(掲載許諾をいただいております)

最初のDMをいただいたとき、何回読んで理解しようとしても、眼が文字の上を滑っていきました。そんなことがあるのかと。なぜ俺たちなのかと。

望外の喜びではあるけれども、果たして俺たちにできるのかと……

 

2023年7月24日にYouTubeニコニコ動画で生配信された、東方Projectの二次創作情報番組「東方ステーション」は、同番組初のリアルイベント

あつまれ!東方ステーション in ところざわサクラタウン」を告知する内容でしたが、番組内において、堕武者グラインドが書き下ろしたテーマ曲

「所沢、それは美しい」のMVが放映されました。

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しかも、某CDTVのフォーマットを大胆にアレンジした紹介動画付きで……

驚いた視聴者の方も多かったのではないでしょうか。

そこで本書の巻頭特集では、ご依頼をいただいてから納品に至るまでの、制作の模様を辿ってみたいと思います。

眼を疑う好オファー

7月初旬、私こと堕武者グラインドのリーダー、堕武者AgaiのTwitter個人アカウントにDMが届きました。差出人は東方ステーションでADをご担当されているN様で、9月3日開催のイベント「あつまれ!東方ステーション」における、告知動画の作成をお願いしたい、とのことでした。

 

同イベント開催の一報は、6月30日に東方ステーションのTwitterで投稿されており、私も存じ上げてはおりました。

様々な催しものが同時開催される画期的なイベントではありますが、同人即売会ではなさそうなので、堕武者としてはご縁がなさそうだな……と思っていた矢先のオファーだったので、大変驚きました。

↑イベントの事前告知生放送のアーカイブ。堕武者は46:04からの登場です。

 

いただいたオファーの内容をまとめると、以下のようになります。

 

・本イベントの告知動画を堕武者グラインドにお願いしたい

・他方で、イベントの趣旨が「ファミリー向け」のため、堕武者の芸風を剥きだしのまま届けるのは難しい

 

・そこで、かつて東方ステーションで「このサークルがひどい」に選ばれた

楽曲「断面、それは美しい」に、下記のアレンジを施してほしい

(1)イベントに合わせた全年齢版の替え歌にする

(2)尺を短くする(YouTubeショートの投稿可能尺である55秒以内)

(3)スマホのメモをスワイプしていくリリックビデオにまとめる

(4)出演メンバーの方からは

「イラマイラマイラマイラマ チオだぜ」を

「ところところところところ ざわだぜ」にしたいとの提案あり

2021年末の放送において「断面、それは美しい」の譜割りが、ビートまりおさんにご好評をいただいたことを目の当たりにしていましたが、まさか次につながる、新たな依頼を生み出すことになるとは思っていませんでした。

 

 望外のオファーを受けたことを堕武者メンバーに報告したところ、

「なんだかとんでもない事になってきたね🤔💦

頑張ってみる価値あるんじゃない?」

「まさかの発注、熱いですね」などと沸き立ちつつも

「Agaiの健康状態が大丈夫なら受けてもいいのでは」と釘を刺す発言も。

 

勢いだけでなく、冷静な判断を示してくれるメンバーはありがたいものです。

実はオファーをいただく2日前に、ちょうど堕武者2023年のスケジュールを決めたばかりでした。

Agaiの、春先から調子が良くなかった体調と、夏に向けて負担が大きくなっていく仕事を考慮して、2023年秋に発表しようとしていたフルアルバムの制作は延期し、10月15日の東方紅楼夢と10月29日のM3-2023秋は不参加。

 

1ページ目に記載した、11月25日のライブイベント一本に絞っていくと決めたばかりだったので、本当にやれるのか?と逡巡するところではありました。

 

歌詞は先述のファミリー向けレギュレーションに抵触しないかを早めに確認する必要があるため、早めに提出する必要がありますが、その後は

 

オケ短縮→ボーカル録音→ミックス・マスタリング→スワイプ動画撮影

 

と、何とか締切までに終わらせられると判断し、オファーを受諾させていただくことにしました。

まずは尺合わせから

となれば、まずは歌詞のリアレンジ……の前に、全体の尺をチェックする必要があります。まずはリアレンジ元の曲「断面、それは美しい」の歌詞を見ていきましょう。

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【断面、それは美しい(柳の下のデュラハン)】

<A1パート>

断面図 それはエロゲの発明

中出しの 様子良くわかる だけども

断面図 お前の奴は

頸動脈が丸見えじゃないか

ふざけるんじゃねえ だけど愚息は反応する

むおおお~~~~ッッ!!

 

<B1パート>

リョナだリョナだリョナだリョナだリョナだ

猟奇猟奇猟奇猟奇猟奇

柳柳柳柳の下で

イラマイラマイラマイラマチオだぜ

 

<B2パート>

お前最後頭飛ばす九つ

それに全部俺の精子ぶっかける

これが言わず知れたマルチ顔射

これぞこれぞこれぞこれぞポリリズム

 

<A2パート>

断面図 子宮とキスする亀頭(断面図!断面図!)

エロ漫画 誇張するフィクション 偉大な

断面図 駄目なメンズの肉棒咥えてる喉も

諸共に斬り飛ばす 鈴ヶ森のあの井戸端で

イエ~~~~~~~~~!!

 

<Cパート>

首に手応えないのなら

手と足首から斬り飛ばす

俺は江戸前凌辱を 今に伝える処刑人

 

<Dパート>

以後どうか どうかお見知りおきを オイ!(完)

 

以上で1分12秒。希望の尺は55秒以下なので、あと27秒を縮める必要があります。

まず、B2パートはB1パートから移調させた内容で、AからBに繋ぐ際の橋渡し的なパートですが、なくても構成的には成立するので、今回は削除。

次に、CパートとDパートは、元々原曲にない部分で、全体としてひとつのアウトロを構成するパートなので、なくても成立するので削除。

ただし、締めの「オイ!」は、A2から一気に曲を終わらせるために必要なので生かす。堕武者の芸風としても欠かせない。

 

このように考えていったところ、53秒に収まったので、尺はこれで確定。余りの2秒はMVの冒頭、スマホの中で音楽を流して、メモ画面に遷移する場面で)に使うことににします。

案件に合わせた歌詞を考える――いままでにない刺激

尺が決まったので、次は歌詞を考えます。頂いた資料を見ると、東方ステーションの公開生放送、音楽ライブにDJ、原作ゲーム大会、コスプレ広場など実に多様なイベントが行われることが分かりました。

 

また、会場となる「ところざわサクラタウン」は、所沢に最近出来た文化の発信基地であり、KADOKAWAの資本も入っていて、サブカルチャーと相性が良さそうという一方で、本物の神社も建立されており、宗教的な格式のある場所であることを認識しました。

 

イベントや会場をネタにして、その場の一期一会感を盛り上げるのは、堕武者の得意技と言えます。堕武者のライブやAgaiのDJにおいて、冒頭に録りおろしのSEを流すのも、このイベントがここで行われるのは貴重なことなのだ、という感情を盛り上げたいがゆえに行っていることです。

 

そこに「ところざわ」のリフレインを加え、全体からエグい下ネタの成分を抜き、代わりに会場の情景や、ターゲットとなる客層を描写して、歌詞のプロトタイプが完成しました。

 

【歌詞初稿】

所沢 それは さくら咲く街

秋だけど 六つ重の鳥居を くぐれば

春風と ともに神社で幻想の扉が開く

前代未聞の大宴会

集まりやがれよ 東方ステーション

ムオオオ~~~ッ(お前が主役)

 

挨拶代わりには公開生放送

お絵描き道場にゲーム大会に

のど自慢にライブ、DJ楽しめるのは

ところところところところ(ざわだぜ)

 

武蔵野は 幻想郷のモデル(諸説ある!諸説ある!)

神社とのコラボグッズたち マストバイ(霊夢もニッコリ)

 

親子連れ コスプレイヤー ゲーマー オタクにアニキも

誰でも一日楽しめる 集まりやがれよ 東方ステーション

9月3日の日曜日だぜ オイヤー! 

 

これに対して、運営チームの方々のご見解は次のようなものでした。

 

・イベントの催し物をすべて網羅した内容、元曲とは打って変わった爽やか

なイントロ部分、どこをとっても最高です。

 

これは嬉しいご講評でした。

特に、「六つ重の鳥居をくぐれば 春風とともに神社で幻想の扉が開く」

という部分は、ところざわさくらタウンに実際に建立されている神社「武蔵野坐令和神社」のホームページを調べていて見つけたので、自然な

形で歌詞に含められてよかったです。

 

普段、殊更に露悪的で、ネガティブで、性的な歌詞を量産する堕武者なので、こんなことも出来るというアピールができたなら嬉しい事です。

他方で、このようなご意見もいただきました。

 

・「ところところところところ(ざわだぜ)」の前は、現状ではイベントの催し物が細かく入っていますが、ここは「ところところところところ~」のフレーズを4回繰り返す形にできたら、観客のみなさまも含めて叫びやすく、歌いやすくなってよいのではないかと思っております。

・現在各催事を細かに入れていただいておりますが、全部入れなくても大丈夫です。ここの部分もっとIQ低くても大丈夫です。

自分の中にない発想、自分の中で凝り固まった発想

  実は、「ところところところところ(ざわだぜ)」を4回繰り返すという発

想は、自分の中にはないものでした。

 

 この歌詞を作った段階では、イベントの出し物をすべて含めることができ

て、フフっ堕武者はコマーシャリズムにも万事対応できるんだぜ、と一人で

悦に入っていたのですが、そこを全部「ところところ~」に塗り替えると、イベントの情報が不足して、十分な広報にならないのではないか?

という危惧を抱いたりもしました。

 また、あまり「ところところ~」を強調しすぎると、このイベントは東方

Projectのイベントなのか、所沢の宣伝イベントなのか、分からなくなるの

ではないか。という懸念もありました。

 

 私は一時期広報関係の仕事をしていたのですが「広報には、第一に優先し

なければならない主題が必ずある。そこから外れてはならない」ということ

を、上司から口を酸っぱくして言われ、原稿を直されてきました。

「ところところ~」の連呼がいくら面白いものだとしても、そこに全振りする勇気がなかったのです。

 

 運営の皆様からの眼には、堕武者が無理をして、よそ行きの装いに囚われてしまっていると思われたかもしれませんね。

 

ともあれ、運営の方々のアドバイスを経て、リテイクを作成しました(本当は、もういくつかの案のやり取りを経ているのですが、ここでは省略します)。

 

<案1>

 所沢 それは さくら咲く街

9月でも 六つ重の鳥居を くぐれば

春風と ともに社(やしろ)で幻想の扉が開く

前代未聞の大宴会

集まりやがれよ 東方ステーション

ムオオオ~~~ッ(お前が主役)

 

ところところところところ(ざわだ!)

ところところところところ(ざわで!)

ところところところところ(ざわだ!)

ところところところところ(ざわだぜ) 

 

親子連れ コスプレイヤー ゲーマー オタクにアニキも

誰でも一日楽しめる 集まりやがれよ 東方ステーション

9月3日の日曜日だぜ オイヤー!

 

<案2>

その丘は いつも さくら咲く街

9月でも 六つ重の鳥居を くぐれば

春風と ともに社(やしろ)で幻想の扉が開く

前代未聞の大宴会

集まりやがれよ 東方ステーション

ムオオオ~~~ッ(どこでやるんだよ)

 

ところところところところ(ざわだ!)

ところところところところ(ざわで)

ところところところところ(ざわだ!)

ところところところところ(ざわだぜ)

(以下は案1と同じ)

 

 作業内容としては、まず、共通して以下の修正を行いました。

・「夏だけど」→「9月でも」

(事実上9月3日は夏の範疇だが、暦の上では秋のため、事実としてそのまま受け入れられる「9月」にした)

 

・「神社」→「社(やしろ)」

  (直後に「神社で幻想の扉が開く」があるので、繰り返しを避けた。もっ

とも、後で「神社とのコラボグッズ」という表現が出てくるのですが……

距離が離れていると判断し、甘受しました)

 

 ・B1パートは、「ところざわ」4連発に変更。ただし1~3回目が完全に同

じだと単純な繰り返しと感じるので、2回目の末尾は「ざわで!」に変更

 

そして、案2では「ところざわ」を連呼するなら、曲の最初では所沢という単語を出さないほうが「一体どこでやるんだ?」という渇望を掻き立てるのではないかと思い「その街は」と、特定の言及を避けています。

 

また、「ところざわ」という単語が出てくるためには、「これからイベント

開催の地名を明かしますよ」という段取りが必要だと考え、直前の合いの手

を「お前が主役」から「どこでやるんだよ」に変更しました。

 

「お前が主役」という言葉は「同人イベントに『お客さん』は存在しない」

「一人ひとりが、イベントを構成する平等な参加者」という精神を表すキー

ワードなので出来れば削りたくはないのですが、「ところざわ」連呼の大技をスムーズに繰り出すためにはやむを得ないと判断しました。

 

 そして<案2>の後半、「集まりやがれよ東方ステーション」を「お前が主役だ東方ステーション」に変えた<案3>を用意し、これら3つの案から運営の皆様のご判断を仰ぐことにしました。

 

 自分としては、本命は理詰めで修正した(つもり)の<案2>でしたが、運営の皆様のご選択は<案1>でした。

 

 運営の皆様からいただいたご意見は次のとおりです。

 

冒頭に「所沢」を入れる是非に関しては

・やはり最初に「所沢~」と入る方がインパクトが強く、このイベントならではの感じが出るかと思っており、1番でぜひ行きたいと思っております。

 

・また、サビについて、リフレイン繰り返す形で大変良いと思っております。

細かいところで恐縮ですが、2回めの「ざわで!」が

全員で合唱する時に歌いづらいかと思いまして、

===

ところところところところ(ざわだ!)

ところところところところ(ざわだ!)

ところところところところ(ざわだ!)

ところところところところ(ざわだぜ)

===

で、お願いしたいと思っておりますが、いかがでしょうか。

 

 とのことでした。

 この選択を目の当たりにして、私は、自分がいかに小手先のテクニックに縛られていて、大義を見失っているかを痛感しました。

 

 これがポップスというもの、これがキャッチーというものなのか。

 聴き手ファースト、盛り上げどころを作るためには、ここまでハッキリと、分かりやすくする必要があるのだと。

 

 後日、この歌詞でレコーディングに入りましたが、確かに2回目を「ざわで」

などと変えるよりも、はるかに歌いやすく、気持ちを込めやすかったです。

 

そして、7月24日の東方ステーション生放送を観て、MCお三方の盛り上がり方、拳の振り上げ方を目の当たりにし、やはりこれで良かったのだと実感しました。

 

「単語の繰り返しを避ける」「話の流れに気を遣う」「整合性、必然性に気を配る」これらは、私が作詞の本を読んだり、あるいはかつてライトノベル専修学校の公開授業を荒らし廻っていたりした時に学んだことです。

これらが全くの無駄、というわけではないと思いますが、それ以上に大切なことがある。それは聴き手に寄り添うことだ……ということを学ばせていただきました。

 

堕武者をもう22年間やっていますが、歌詞はほとんどの場合私が作っており、煮詰まってメンバーに意見を求めることはあっても、最終決定権は常に私が持っています。

なので、堕武者としての芸風が確立される一方で、私の感覚や考え方が凝り固まっていったのだと思います。

 

そういう意味でも、今回、ご依頼をいただき、案を作って依頼主の方に諮るという体験は大変刺激的であり、視野が広がりました。ありがとうございます。

大変だった、人力スワイプ歌詞送り

楽曲が完成し、運営の皆様からのOKも得られたところですが、最終的な納品物はミュージックビデオなので、動画の形にしなければなりません。

 

「断面、それは美しい」のMVはボスさんが作ってくれたのですが、今回はAgaiが制作することにました。

 

私のスマホAndroidなので、具体的な作業手順はというと、

(1)スマホを夜間モードにする(テキストを黒地に白文字にするため)

(2)Googleドキュメントに歌詞をコピペし、行ごとの間隔を調整。終わっ

たら冒頭のタイトル・サークル名の行で待機

(3)「所沢、それは美しい」の歌詞ファイルを立ち上げ、冒頭で一時停止

(3)Androidの設定を開き、機能「画面録画」を立ち上げる

(4)録画カウントダウン中に音楽再生画面を最前面にして待機

(5)カウントが0になったら再生ボタンをタップし、すぐ画面をGoogle

ドキュメントへ遷移

(6)「所沢―」と歌い出すと同時に画面をスワイプ

(7)以下、歌に合わせてスワイプで送り→タップで停止を繰り返す。

特に(4)~(7)はスピードと細かい調整が求められます。

 

スワイプが急すぎて次の歌詞がでてしまったり、ゆっくり過ぎて迫力がでなかったり、音楽ファイルの再生ボタンを空振りしたり、一度失敗して録画を止めたあと、歌や楽曲を巻き戻すのを忘れて途中から再生してしまったり……

累計100回はやり直したでしょうか。

動画の尺自体は短いので、やってられないほど厳しい訳ではありませんが、

最初にこれを考えて実行したボスさんの苦労が分かりました。

 

 なお、PVの後半に登場した、死んだ魚の目でスワイプを繰り返す私の姿の動画は、運営様からのご発案でした。自分の発想にはないアイデアでしたが、それは確かに面白い!と考え、ノートPCのカメラを用いて撮影しました。

 実際、動画の後半をビシっと締めるフックが出来たと思います。ありがとうございました。

 CDTV風動画も撮ってみた

運営様からは、新たに「CDTV風の楽曲紹介動画を撮って欲しい」という依頼があり、本曲のボーカルを録りと一緒に撮影しました。

2案あり、キムの動きのキレは没にした動画のほうが鋭く判断に迷いましたが、最後の息切れの「間」が素晴らしかったのでそちらを採用(先に掲載した、あつまれ!東方ステーションの動画からご覧いただけます)。

(↑はもう一つのバージョンです)

キムの剣幕があまりに凄すぎたのか、生放送では途中で音声を切られました。誉であります。

なお、片方が淡々と、もう片方が騒ぐ……というのは、とろサーモンのスカし漫才からヒントを得ております。

皆様ぜひイベントにお越しください

 そんなこんなで、とても貴重な体験をさせていただきました。

東方ビギナーをターゲットにしたイベントで、ジャンルの極北を突っ走る堕武者がテーマソングを担当して良いのか?という自問自答は私自身の中にもありましたが、東方ステーション生放送時の視聴者コメント

 

「割とテーマソングしていて草」に代表されるように、おおむね好意的なご感想をいただいたと認識しております。

 

 9月3日のイベント開催に向けて、皆様の気を所沢方面へ惹くことができれば、これに勝る喜びはありません。

堕武者メンバーから喜びの声

Boss(ギター)

お話を頂いた時は物凄くビックリしました。

と同時に、依頼内容も含めて

「ああ……なんか、まりおさんぽいなぁ……ww」とも思いましたw

でも東方ステーション生放送中の男性MC陣、断面図言い過ぎだから!

ホントによい子が検索しちゃったらどうするんですか!

……と思って試しに検索してみたら、建築関係?の設計図みたいなんばっかでアレなモンは一切出て来ませんでした。そっか、そりゃ普通そうなのか。

ともあれ、人生で初めて音楽で仕事をしました。

大変貴重な経験をさせて頂き、誠に有難う御座います!

Kim(ボーカル、シャドーボクシング

みんなありがとう!

これはロッキーの掴んだアメリカン・ドリーム、ならぬトコロザワン・ドリームのチャンスですね。エイドリアーン!

今後も堕武者は「永遠の4回戦ボーイ」として小腸のように細く・長くをモットーにやっていけたら…と思っています。

Tifaraシンセサイザー

この度はご発注ありがとうございます。

これは、YouTubeを見ていると時々聞かれる「案件」というものなのでしょうか。

安牌狙いではないところに二次創作愛を感じて、とても嬉しいです。

また、予想外の三次創作企画まで用意していただき、広がる可能性に震えております。